深蒸し茶
専門店ゆえの「信頼」と「安定」の一杯
一煎目は香り、二煎目に味と言われる日本茶ですが、蒸し時間を通常の2~3倍長くし、茶葉の持つ香りと味わいを一気に楽しめるのが「深蒸し茶」です。5代にわたる歴史が育んだ「なべしま銘茶」の独自の香りと旨味、そして水色は、深蒸し茶専門店として創業から110余年、変わらず愛され続けています。元来、お茶屋は日本全国を巡り、その土地とお客様に最適なお茶を提供することが使命でした。そんなお茶のソムリエとして、なべしま銘茶は高品質で稀少な「単一品種」や代々受け継がれた独自比率の「ブレンド」など、多彩な美味しさをご提供しております。
深蒸し茶のおいしさの理由
お茶のソムリエとして
代々付き合いのあるお茶問屋から、そして新規の茶畑からもなべしま銘茶が納得してお客様にお届けできる茶葉を厳選しています。ここまで様々な茶葉を安定して提供しているお茶屋は多くはありません。
恵まれた土壌の本山地区
なべしま銘茶が誇る、単一品種の最高峰に静岡県掛川本山地区で収穫される希少品種の「朝露」があります。天然玉露とよばれるこの品種、静岡県産の朝露を取り扱うお茶屋は多くありません。なべしま銘茶の「朝露」は東向きの茶畑で育ち、朝日により程よい渋みを含んだとても素晴らしいお茶ができあがります。
ブレンダーが生む「味」
茶葉は自然の産物であるため、毎年異なる出来栄えを見せます。しかし、なべしま銘茶ではお客様に一貫した味わいをお届けするため、オリジナルブレンドを駆使して安定した品質のお茶「清泉」を提供しています。なべしま銘茶は、お客様がいつでも「この香り、この味」と心から安らげる一杯を、常にお届けします。
掛川のお茶
掛川産のお茶が持つ深い旨味は、温暖な気候と肥沃な土壌が生み出す結晶です。この地で育ったお茶は、落ち着いた甘みと旨味、そしてうまくバランスがとれた渋みが特徴で、日本茶の精髓を感じさせてくれます。なべしま銘茶はこの掛川のお茶にほれ込み、何十年と取り扱いをしてまいりました。
おいしさの鍵
素材の良さだけではよいお茶になりません。火入れだけでもしかり、収穫時期も保管状況も様々な要因があげられます。1つ1つに妥協しない、なべしま銘茶のこだわりが今の「おいしさ」を支えています。
5代目が継承
なべしま銘茶における「香」「味」「水色」は、言葉を超えた、代々継承されてきた芸術です。5代目として、お茶の本質のみならず、農家、問屋、お客様との深い絆も同様に守り続け、これらすべての関係性を大切にしてきたことが、私たちのお茶の真髄を形作っています。
緑茶に思うこと
株式会社 なべしま銘茶
代表取締役社長
田中 和弘KAZUHIRO TANAKA
お茶は自然からの贈り物
緑茶の香り、甘み、旨味、そして渋み。これらは産地や生育方法、製造方法によってまるで人の個性のように様々。
全てのお茶を数値で語るのは無理な話ですが、感覚的に言うなら、旨味と甘みが6.5で、渋みが3.5ぐらいが、個人的には「これぞ!」と思えるバランスです。でも、お茶を育て、仕上げる作業には、もっとドラマがあります。葉を選び、年月をかけて磨いた経験と技術を使って、お茶が本来持っている、最も素晴らしい味わいと香りを引き出すんです。そう、お茶にはこんな面白い一面もあるんです。
お茶は自然からの贈り物。だからこそ、時には自然環境の変化に翻弄されることもあります。だからこそ、一概に「これが最高」と言えるお茶はないと思います。何よりも大切なのは、自分が「一番美味しい」と思えるお茶を見つけて、それを心から楽しんでください。
「日常から特別な瞬間まで: オーダーメイドの茶葉ガイド」
・おやつと一緒に
- 深蒸し茶 朝露 (ちょっといい和菓子編)
甘いお菓子との組み合わせに負けない、強い旨味が特徴のお茶です。お菓子の甘さを引き立て、お茶の味わいも一層楽しめます。非日常のひと時を彩る、ちょっとした贅沢感を提供します。
・おもてなしの際に
なべしま銘茶の店舗でお客様をお迎えするときにお出ししています。甘みと渋みのバランスが絶妙なお茶です。飲んだ後に口の中に残るほのかな渋みが、徐々に甘さへと変わっていきます。
お茶は、一人ひとりの嗜好を
映す魅力がございます。
様々な組み合わせを試しながら、
自分だけのお気に入りを見つける楽しみもぜひお楽しみください。
具体的なご質問等につきましては
スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
深蒸し茶の美味しい飲み方
なべしま銘茶の「深蒸し茶」を、より美味しく召し上がっていただける飲み方をご紹介します。
/ 1 杯分
/ Serving size: one cup
急須に入れる
急須に150ml注ぐ
25秒間待ちます
急須に150ml注ぐ
10秒間待ちます
急須に入れます
150ml注ぎます
5分程待ちます