飛騨紅茶

Hida Black Tea

奥飛騨温泉郷の温泉を利用したオリジナル製法の和紅茶

インドやヨーロッパの紅茶とも異なる“和紅茶”ならではの魅力を追求し、8年越しで誕生した「飛騨紅茶」。揖斐産の茶葉をつかって3年越しに開発した「琥珀の月」。奥飛騨温泉郷の温泉で発酵させたオリジナルの製法は、渋みの少ない甘い香りが特徴です。飛騨紅茶は摘む時期によって味わいの違いが楽しめるので、飲み比べてみるのもおすすめです。

飛騨紅茶

飛騨紅茶のおいしさの理由

The secret to our flavor
お客様の声

お客様の声

「カフェでこの紅茶を初めて味わった瞬間、そのおいしさに驚き、すぐに店名を尋ねて購入しに来ました。」「初めて飲んだ時、本当に砂糖が入っていないのかと尋ねてしまうほど、自然な甘さと香りに驚きました。」「たくさんの和紅茶を試してきましたが、こちらの紅茶が最も美味しいと感じます。」

べにふうき

べにふうき

飛騨紅茶は「べにふうき」という日本で紅茶用につくられた品種を使用してつくっています。元々は力強い渋みを誇る特徴がありますが、その渋みは紅茶として加工する過程で、驚くべき変貌を遂げます。加工後のべにふうきは、奥深い風味と独自の芳香を放ち、紅茶愛好家を魅了する独特の一面を持ち合わせています。

村松二六

村松二六

飛騨紅茶の茶葉を生産する村松二六さんは、日本で「べにふうき」の栽培を初めて成功させた方です。村松さんは納得のいく茶葉の研究を平成元年から取り組んでおり、その豊富な経験と知識が、静岡県で生産されるこの茶葉の品質向上に寄与しています。厳選された肥料素材と育成技術により茶葉の質を向上させ、有機無農薬栽培を実現しています。

飛騨の温泉熱を活用した紅茶製造

飛騨の温泉熱を活用した紅茶製造

紅茶の製造工程には「発酵」が必要です。なべしま銘茶では、この重要な発酵工程で飛騨の温泉の自然な熱を利用して行います。発酵過程は特に繊細であり、茶葉の水分、温度、湿度を細かく管理する必要があります。このデリケートな調整は、社長の田中自らが感覚(手触り、視覚、嗅覚)を駆使して行っています。

揖斐の荒畑を救う紅茶

揖斐の荒畑を救う紅茶

岐阜県で初めて紅茶の製造を開始したなべしま銘茶。地元揖斐の荒畑地区の高齢化が進む中、地元農家からの相談を受け、おいしい紅茶の製造を目指しました。その結果、岐阜県産の茶葉を使用した温泉紅茶「琥珀の月」が誕生。この紅茶は今や岐阜県のお土産として愛される商品に成長しました。

地元資源の持続可能な活用

地元資源の持続可能な活用

なべしま銘茶の社長、田中は「岐阜県のお茶屋だからこそできる、ユニークな紅茶製造」を目指しました。田中自らが感覚を頼りに製品の品質を管理し、地元の資源を活用することで新しい価値を創造。この取り組みは地域経済にも貢献しています。

飛騨紅茶への思い

Thoughts on Hida Black Tea
飛騨紅茶への思い

株式会社 なべしま銘茶

代表取締役社長

田中 和弘KAZUHIRO TANAKA

海外に通用する国産紅茶を作る意思

20年前、日本の緑茶製造技術は既に完成度に達していましたが、同じ茶の木から生産される紅茶の製造者はほとんどいませんでした。国産紅茶の存在を知り、わくわくしながら村松二六さんを訪ねたことを鮮明に覚えています。紅茶製造を志した際、私に問われたのは、「海外に通用する国産紅茶を作る意思があるかどうか」でした。品評会で1位を狙うのではなく、紅茶製造後進国である日本から世界に通用する質の高い紅茶を作りたいという意思です。その意思を引き継ぐという約束のもと、村松さんから製造ノウハウと特許、自作した製造機械を譲り受けました。お茶の葉は年に一度しか摘むことができません。そのため、毎年、摘んだ茶葉から最高の香りと味を引き出すために挑戦し続けています。そして、海外のお客様になべしま銘茶のお茶を試飲していただき、その中で最も美味しいと言っていただけるのが飛騨紅茶である時、努力が形になっていると感じる嬉しい瞬間です。

「和紅茶」の魅力増しTIPS

Tips to enhance the appeal of Japanese-style black tea

初摘みの茶葉を5~6月に加工するファーストフラッシュは「最高級和紅茶」と自負するほど、甘美な香りと味わいに驚かされます。洋菓子はもちろん、日本の気候・風土で育った和紅茶は和菓子とも相性抜群です。香りと味を最大限に楽しむため、ストレートでのお召し上がりをおすすめします。

ファーストフラッシュ

500mlのペットボトルにティーバッグ3個を入れて濃い目の紅茶をつくります。(8時間程度冷蔵庫に入れて放置)あとは紅茶:炭酸=7:3を注いでお召し上がりください。

炭酸紅茶

500mlペットボトルの上澄みをとり、そこにティーバッグ1個を入れます。(8時間程度冷蔵庫に入れて放置)この方法で、驚くほど甘いアイスティーが完成します。夜に作り、翌朝に持っていく方法がお客様から好評です。

アイスティー

7~8月に加工するセカンドは、ファーストフラッシュに比べるとアッサム茶のような渋みと香りがあり、ミルクと非常によく合います。紅茶とミルクのおすすめの割合は 7:3 あとはお好みで。熱いお湯でいれた紅茶には、ぜひ冷蔵庫からだした牛乳ではなく常温にもどした牛乳を加えてください。少しの手間でより美味しくお楽しみいただけます。

セカンドフラッシュ

お茶は、一人ひとりの嗜好を
映す魅力がございます。
様々な組み合わせを試しながら、
自分だけのお気に入りを見つける楽しみもぜひお楽しみください。

具体的なご質問等につきましては
スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

飛騨紅茶の美味しい飲み方

The best way to enjoy Hida Black Tea

なべしま銘茶の「飛騨紅茶」を、より美味しく召し上がっていただける飲み方をご紹介します。

1 ティーポットに
ティーバッグ1個または
茶葉(3g)を入れます
2 95℃のお湯を150ml注ぎます
3 蓋を閉めて
2分30秒蒸らします
4 ティーカップに注いで
お召し上がりください
1 茶葉は
セカンドフラッシュが
ミルクティーによくあいます。
2 ミルクはお好みの量を
入れてお飲みください
1 ティーポットに
ティーバッグ2個を
入れます
2 水を500mlを注ぎます
3 蓋を閉めて5時間
冷蔵庫で
冷やして
お召し上がりください