飛騨むぎ茶

Hida Barley Tea (Mugi-cha)

栽培から焙煎、袋詰めまで100%高山産のオリジナルむぎ茶

日本茶のセレクト・ブレンドとは異なる、お茶屋の新しい試みとして始めたむぎ茶づくり。飛騨高山・国府町産の六条大麦を使い、砂炒り製法で琥珀色に仕上げたその香ばしさは、なべしま銘茶の新たな看板商品として海外でも高い評価をいただいています。

深蒸し茶

飛騨むぎ茶のおいしさの理由

The secret to our flavor
大麦について

大麦について

一般的に、麦の栽培は春に種を蒔き、秋に収穫されることが多い中、飛騨むぎ茶に使用される「ファイバースノー」は、秋に種を蒔き、雪の下で越冬させた後、初夏に収穫します。この厳しい環境下で育つことで、大麦は粒が大きくなり、甘みも格別になります。この独特の栽培法は、飛騨むぎ茶の深い味わいと風味の源となっています。

契約農家との取組

契約農家との取組

飛騨むぎ茶の品質の基となるのは、農家の田中さんが大切に育てた大麦です。しかし、適正価格での取引がされないことで農家は悩まれていました。なべしま銘茶では、日本農業賞を受賞した優れた農家の大麦を適正価格による定量買取りを確実に実施しています。この取り組みを通じて、私たちは日本の食文化の保護にも貢献していると信じています。

昔ながらの焙煎方法

昔ながらの焙煎方法

元々、岐阜県内で古くからむぎ茶を焙煎していたお店が使用していた「砂炒り製法」は、その歴史と共になべしま銘茶に引き継がれました。このお店が閉店する際、私たちはこの貴重な製法を継承し、現代の大釜焙煎が主流の中でも、高山の食文化と飛騨の伝統的な味を守るために続けています。

砂炒り製法とは

砂炒り製法とは

私たちのむぎ茶は、砂炒り製法で焙煎されています。この方法では、ドラム状の機械の中で加熱した砂と共に麦を炒ります。このプロセスを2回繰り返し、その間に麦を冷ますことで、遠赤外線の熱が麦の内部にまでじっくりと浸透します。この時間と労力を要する焙煎方法により、麦の外側を焦がすことなく内部に火を通すことができ、結果として煮だしても琥珀色の美しいむぎ茶が生まれます。

ノンカフェイン、完全無添加、アレルゲンフリー

ノンカフェイン、完全無添加、アレルゲンフリー

日本のむぎ茶は、カフェインを含まないため、幼い子供から高齢者まで、あらゆる年齢層に愛されてきました。ペットボトルのむぎ茶も便利で魅力的ですが、無添加で家庭で作られるむぎ茶の大切さをこれからも伝えていきたい。ノンカフェインで、完全無添加、アレルゲンフリーのこの飲み物は、幅広く楽しめる日本の伝統です。

自然の甘み

自然の甘み

飛騨むぎ茶は、その自然由来の甘さと深い麦の香りで多くの方々に愛されています。一口飲めば、懐かしい味わいが広がり、「他のむぎ茶とは一線を画する」との声も多数寄せられています。小さなお子様から大人まで、誰もがその豊かな味と香りに魅了され、一度飲んだら他のものでは満足できなくなるほど。飛騨むぎ茶は、ただの飲み物ではなく、心温まる一時を提供する特別な存在です。

飛騨むぎ茶への思い

Thoughts on Hida Barley Tea
飛騨むぎ茶への思い

株式会社 なべしま銘茶

代表取締役社長

田中 和弘KAZUHIRO TANAKA

最高のむぎ茶を皆さんに

飛騨むぎ茶にかける私の情熱、聞いてもらえますか? 実は、むぎ茶作りに挑戦し始めた頃、むぎ茶の色って、どれだけ焦がすかによって決まるんだってことを知りました。当時、私にも小さな子どもがいて、家ではよくむぎ茶を飲んでいたんです。でも、そんなに小さな子たちに焦げた味のむぎ茶を飲ませたくないって思って。だから、今の琥珀色のむぎ茶を作るようになったんです。子どもたちが飛騨むぎ茶を「おいしい、おいしい」と言ってゴクゴク飲んでるのを見ると、本当に嬉しい。自分たちのこだわりを貫くためには、自社製造しかないって感じたこともあったけど、今となっては、その決断が本当に正しかったと確信しています。自信を持って、最高のむぎ茶を皆さんにお届けできていると思うと、すごく安心します。そして、お客様の声を直接聞けること、本当にありがたいですよね。

「日常から特別な瞬間まで: オーダーメイドの茶葉ガイド」

From everyday moments to special occasions: A custom tea leaf guide

夏の暑さを吹き飛ばす「冷たいむぎ茶」をご紹介します。特徴的なやわらかな風味の飛騨むぎ茶は、冷蔵庫から出したらそのまま、氷を加えずにお楽しみいただくのがおすすめです。夏場は、体の熱を取り除くだけでなく、1Lに対して1gから2gの塩を加えることで、スポーツドリンクと同様の効果を発揮し、熱中症予防にも役立ちます。ジュースの代わりにも最適です。ただし、むぎ茶は穀物のため腐敗しやすい性質があるので、作り置きはせず、1日から2日で飲み切れる量をこまめに作ることをお勧めします。

飛騨むぎ茶

飛騨むぎ茶を温かくしていただくことで、香りが高まり、甘みと色合いも一層引き立ち、心をほっとさせる温もりを提供します。特に寒い季節、冬の夜や冷えた朝におすすめの「温かいむぎ茶」は、一日を心地よくスタートさせるのに最適です。また、濃いめに淹れたむぎ茶を温かい牛乳で割ると、カフェオレ風の味わいが楽しめます。新しい飲み方として、ぜひ試してみてください。

飛騨むぎ茶(hot)

私たちの「白胡麻むぎ茶」は、台湾のバイヤーから健康茶としての依頼を受け、特別に作り上げました。滑らかで豊かな白胡麻の風味が、焦がさずに仕上げたむぎ茶の清涼感と見事に融合し、口当たりが良く、飲む人を虜にします。和菓子との相性も抜群ですので、ぜひ一緒にお楽しみください。

白胡麻むぎ茶

お茶は、一人ひとりの嗜好を
映す魅力がございます。
様々な組み合わせを試しながら、
自分だけのお気に入りを見つける楽しみもぜひお楽しみください。

具体的なご質問等につきましては
スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

飛騨むぎ茶の美味しい飲み方

The best way to enjoy Hida Barley Tea

なべしま銘茶の「飛騨むぎ茶」を、より美味しく召し上がっていただける飲み方をご紹介します。

1 2リットルの水を
沸騰させます
2 25g~30gの麦を入れ
3分煮出します
3 火を止めて蓋をし、
30分蒸らします
4 冷めたら麦をこして
ポットに移します
5 冷蔵庫で冷やして
お飲みください
1 2 リットルの水を
沸騰させます
2 ティーバッグ3袋
(10g/袋)
を入れ
3分煮出します
3 火を止めて蓋をし、
30分蒸らし、
ティーバッグを取り出します
4 冷めたらポットに
移します
5 冷蔵庫で冷やして
お飲みください
1 煮出し方法と
同様の作り方で
蒸らすところまで
進めてください
2 粒タイプはこしてから
お飲みください
3 温かいむぎ茶も
おすすめです